バドミントンについて

バドミントンについて

いま、バドミントンが熱い!  
お子さまにバドミントンを習わせる際の参考に

 近年、桃田賢斗選手をはじめとする若手選手らの活躍により、国内でも注目されるようになったバドミントンですが、まだまだメジャースポーツとまでは言えないような気がします。私たち指導者が、子どもたちにスポーツ(=体を動かすこと)の楽しさを伝えられ、バドミントンの奥深さと心と身体の健全な育成をおこっていくことが求められている課題なのかもしれません。
 主観的ではありますが、お子さまの習い事としてバドミントンを選択される際の参考に、少しばかりご紹介しておきます。

プラス面
運動能力が鍛えられる相手から打たれたシャトルに素早く反応し、床に落ちるまでお互いに何度も打ち返して競い合います。
その競技特性から、反射神経や動体視力、瞬発力やスタミナが鍛えられていきます。
年齢性別に関係なく楽しめる年齢性別による競技ルールに違いがなく、同じ道具とコートを使って競技を楽しむことができるため生涯スポーツとして楽しめます。
精神的な成長が期待できる個人競技のためすべては自己責任です。
自らの目標を決め、ひとつずつ努力を積み重ね達成できた時の自信によって『自立』と『自律』の精神的成長がうながされます。
雨天による影響をうけない屋内スポーツなので、練習や試合が雨天によって延期になったり中止になることがないので、家族行事等の計画が立てやすいです。
マイナス面
クラブチームが少ない地域による競技普及の較差がみられ、全体的にもジュニアを対象としたクラブチーム数が少ないのが現状です。
クラブチームによって指導方針や雰囲気も違うため、検討されるクラブチームへの体験や見学に参加されることをおすすめします。
中学生期の指導が手薄指導者が少なく地域による普及較差もあることから、部活動すら存在しない中学校も少なくありません。
とにかく暑い屋内スポーツで風と光を嫌う競技なので、カーテンと窓は閉ざされたなかでプレーと観戦をおこなうことになります。
コートでは選手の熱い戦いが繰り広げられますが、夏場の応援席は暑さとの戦いになります。(会場によっては空調が入る場合もあります)
流感などの感染症には要注意屋内で閉ざされた空間で練習や試合が開催されるため、体調管理には非常に敏感にならざるを得ません。